センチメンタルジャーニー

先週の金曜日は有給を取って4連休でした。

1日目に乗りに行った小湊鉄道はエアコンついてなくて扇風機の生ぬるい風しかなくてうへぇーと思ったけど、途中から窓を開けたら風が入ってきてすごい涼しかった！

車内の暑さにうんざりしてた子供も、一転、涼しい風と電車の揺れ（縦にも横にもすごい揺れながら走ってた）と流れる田園風景にすごい楽しそうでした。

帰りは、行きよりも車内に吹き込む風の勢いが強くて、子供は最近好きなカービィのマネして口を大きく開けて空気を吸い込もうとしてて、それが可笑しくて可愛くてたまりませんでした。　　

旦那も同じこと思ったみたいで、電池が切れそうなiPhoneを慌てて取り出して動画を取ってました。

そんな旦那の姿も含めて、忘れられない景色になりました。

連休最終日は、つくばエクスプレスを乗り通したいという子供からのリクエストでつくばへ行って、つくばエキスポセンターにも行きました。

エキスポセンターは行く予定がなくて、（そんなのあるのも知らなかった）プラネタリウムを観たいという子供が言うので、なかばしぶしぶ行くことにしました。

エキスポセンターの隣のサンドイッチ屋でお昼食べることにして、子供はミートソースサンドイッチを一生懸命食べてました。

ふと顔を上げた子供の鼻の先にミートソースが付いてて、口の周りはベタベタで、これまた可笑しくて可愛かったので「パパの方見て」と言ったら、これまた旦那も同じように思ったみたいで笑ってました。

旦那はそもそも表情が乏しいタイプだし愛想笑いもしないし下手くそなので、こんな自然で優しい笑顔はあんまり見れません。

この日はつくばまでささっと行ってお昼前には帰る予定だったので、予定外のサンドイッチ屋ランチに乗り気じゃなかったのですが、こんな尊い瞬間がふっと湧いてくることもあるもんですね。

あと何年、こうして一緒に出掛けてくれるんだろうか。無邪気で無防備な姿を見せてくれるんだろうか。こんなにも可愛くて愛しいのに、歩けるようになって走れるようになると、あっという間に親の手を離れていってしまうんだね。

子供がいる日々が運んでくれる幸せが、こんなに暖かくて、儚くて、かけがえのないものだなんて全然知らなかった。

なんて、センチメンタルな気分に浸っている連休明けです。

心の中は大荒れです。

うぅぅ。辛い、辛いよー。辛い日々が続くよー。

今日は子供と二人で私の実家に帰って、そのまま泊まって明日はそのまま一緒にお出かけする予定でした。

先週〜今週は乗り越えなきゃいけない心配事がいくつかあって、情緒不安定になりながら一つ一つクリアしてやっとやっとこの日が来たと思ったのに、朝ごはん食べたら子供が嘔吐しまして。泣きながら母親に「今日は行けない」と電話しました。

子供は一度吐いたらけろっと元気でお昼ごはんも食べれたのでかろうじて明日のあでかけは一緒に行けそう。（自宅と実家は２時間くらい離れてて、お出かけ場所はちょうどその真中くらいです）

それにしたって、この日を楽しみにこの夏頑張ってきたのに、なんかもうしばらく立ち直れませんでした。ただ実家に帰るだけじゃなくて、タイミングとか、予定とか、色々あって、この時ならって思って有給取ったりして段取りしてたのに。

行けなくなったってだけじゃなくて、本当なら今日と明日は家事からも開放されて母がつくった美味しいご飯とか父が買ってきてくれた美味しいお寿司とか食べて母が敷いてくれたふわふわ布団で寝る予定だったのに、荒んだ心と荒んだ部屋で予定外に昼ごはんと夕ご飯の準備しなきゃいけないっていうのがもうギャップがありすぎて耐えられません。

日曜日〜月曜日は家にいない予定で今週の献立考えて買い物してたから、それがおじゃんになったってだけで、もうストレスなんだよー。

こういう事多くてほんとに嫌になる。先月の子供の誕生日もおじゃんだったし。

子供が心配なのは当たり前の大前提なんですけど、こんなことぐだぐだ考えてしまって、そんな自分が嫌になる。でも、でもぉぉぉ!

毎日毎日家事と育児とその他もろもろ家庭運営のためのこまごまとしたことと仕事に追われ、家で一人のんびり過ごす時間なんて皆無に近く、そんな中で、実家に帰ることがまじでまじで楽しみだったんだからさぁ。ひどいよこんな仕打ち!

あぁ辛い辛い。誰かに思いっきり甘えたい。家でも仕事でも自分で決めなきゃいけないことが多すぎて押しつぶされそう。うえーん。

家のことに関してはもっと旦那に頼った方がいいかもな。もっと楽に生きたい。旦那に頼れないのは、旦那の問題じゃなくて、私の精神性の問題。心配性すぎるから。

頼り方を工夫すればいいのかな。七五三とかランドセルの時みたいに、個人的にはそんなにこだわりなくて、でもちゃんと調べなきゃそれなりのものにはたどり着けなくて、でも下調べとか準備が不十分で失敗したとしてもまぁいいやと思えるような案件は全部旦那に任せればいいのかな。

でもそんなもんばかり任せられてたら不愉快じゃないだろうか、と先回りして考えて遠慮してしまう。

実は私はいつも結構ぎりぎりの精神状態でして、なのでこういう部分はおまかせしたいんです。こんな任され方、不愉快かもしれないけど、私の性格的に自分で１から１０までやりたいところはそうしないとまた別の意味で精神やられちゃうので、って言ったら分かってくれるかな。

心穏やかな日々よ、早く来い!!

後悔しないただ一つの方法は

お盆だから、電車も会社も人が少なくて快適！私も旦那もお盆休みはないので、普通の3連休でした。

この3 連休はどちらにしようかすごい悩んでたことがあって、決断しきれなくてゆらゆら悩んで悩みまくってなんかもう疲れました。

この件に関しては、どうするかもう決めたので今はスッキリした気持です。

漫画家の羽海野チカさんが言ってたことなんだけど、後悔しないただ一つの方法は、死ぬほど考えることだって。それはホントにそうだなぁと3日間ぐるぐる考えてみて実感しました。

直感や感情を信じた方がいい場面もあるけど、そうじゃなければ、ちゃんと調べて（信頼性の高い出来るだけ１次データに近い科学的で客観的な情報をね。ここ大事。）そこから筋道立てて考えて、理性で自分を納得させて、自分で決めてなきゃ。そうして決めたことの結果は誰のせいにも出来ないから、全てを引き受ける覚悟がいるし楽な事ではないけれど。

どんな風に生きたいかと聞かれたら、私はそんな風に、誠実に真摯に生きたいのです。

余裕がない日々は続くよ

一昨日の朝、保育園で子供を預けて去ろうと思ったら、先生に呼び止められまして。手のひらにポツポツがあるから病院に行って欲しいと言われました。

そこから、在宅勤務に切り替えて、昼休みに子供を病院に連れて行って（しょぼい手足口病と言われました）、翌日（昨日）は子供の誕生日で休み取ってて、午前中はパパと出かけてもらってその間にバルーンサプライズ仕込んでプレゼント渡す予定だったり、お昼はピザの予約してたり、ケーキは電車イラストケーキの予定だったりしたんだけど、何一つ予定通りに行きませんでした。

一番がっかりなのは、どうせ予定通りできないならバルーンサプライズは来年にしようと思ってたのに、旦那が中途半端に勝手に夜中に仕込んでたせいで、体調が優れない子供は大して喜ばなかったしそもそも勝手に夜中に仕込んでたからクオリティ自体低かったことです。

私がずっと前から風船買ったりいろいろ当日の予定考えてたのに勝手にやりやがって。まじ許せない。

夜中にぷしゅぷしゅ風船膨らませてくれてて、こういう、地味な作業をちゃんやってくれるところは好きだしこの人の美徳だな、とは思うんですけど、爪が甘いというか、気の回し方がちょっと足りないというか。なんかその日に至るまでの私の準備にフリーライドされた上に台無しにされた感じがして、やるせなかったです。

なのに、私が昨日の夜、アニメを観てて、子供も隣で大人しく見てたから4話くらい観てたら、「見過ぎじゃない？」ってあのお得意の心底人を軽蔑するような顔で言ってくるし。

これに関しては、よくよく聞いてみると、子供は「ママこれ好きみたいだし。ママを優先してあげたほうが優しいかな。」と思って付き合ってくれてたみたいで。それは完全にママが悪いし子供にはお詫びとして今日のよる、桃鉄やる約束したんだけど。

でもこれは私と子供の問題であって旦那がとやかく言うことじゃないし、どうせ私が子供の相手もせずにダラダラしてるのがムカついただけでしょ。

週に3回在宅勤務で、1時間きっちり昼休み取って、家でいくらでものんびりダラダラする時間がある人にそういう事言われるのマジムカつくわ。

ガサガサのくさくさ

仕事は一段落してるんだけど、プライベートであれこれあって落ち着かないです。

あれこれって言っても、9月と11月に結婚式とか旅行の予定があって、その段取りとかホテル予約でひぃぃやること色々あるよぉぉぉ、ってなってるだけなんですけど。

それに生理も重なって、昨日の夜と今日の朝は子供に優しくできませんでした。駄目な母親です。

そんな私の頭のうちなんて露知らず、むしろそれくらいのことでカリカリしてる私を冷めた目で見てるであろうっぽい旦那にまたイライラ。

こういうとき、ちょっとでも心配な事とかは問い合わせたり何事も早目に予約したりして、曖昧なところはどんどん潰していきたい私と旦那の溝は一向に埋まりません。

これ一生こうなのかしら。

私は仕事柄もあって知らない誰かに何かを聞くことに全然抵抗がなくて、それよりも曖昧なことを曖昧なままにしとく方が百万倍嫌なんですけど、旦那はその逆です。

そこら辺の誰かに聞けば一発で分かりそうなことでもずっとググってなんとかしようとしてるの見るといつもイライラします。

あと関係ないけど、昨日の夜スピーカーにして親とホテルの予約の話ししてたら、自分の声が入らないようにいちいち小声で話しかけてきて、旦那の毎度おなじみの自意識過剰なところにもイラッとしました。普通に話せや。お前の声が聞こえてきても誰も何も思わねぇから。

今日は朝の一発目から仕事の来客があって、それもうっとおしくてイライラが止まりません。

2,3ヶ月に1回来てどうにもならない話を1時間して帰ってくのやめてくんねぇかな。お茶出すのとか上着脱いでくださいって気遣うのとか、まじダルいんだわ。

あえてのリフレッシュはいらなかったよ、というお話

7月〆切の大事な書類2つは無事に月曜日に提出完了してまして、今週は一息付いてました。

仕事もプライベートも予定詰め詰めで頑張った7月だったし旦那がお迎えの日だったので、金曜日は定時きっかりで退社して気晴らしに寄り道でもして帰ろうかと思って先週から社内のスケジューラーに「〇〇時退社」と入れて、この日は1分たりとも残業しないぞアピールをしてました。

日曜日の時点では、相変わらず土日だからと言ってゆっくりする時間が取れる訳でもなく、息も絶えだえ、この金曜日が待ち遠しかったです。が、いざ平日がはじまれば、通勤時間で本は読めるしお昼は自分の分だけ好きなもん買って食べればいいし、土日の疲れは早々に吹き飛びました。

平日の疲れは休日で、休日の疲れは平日で、うまく調整できてるんだなぁと思った次第です。

今はまだこのままで。

年長さんになったあたりからか、クラスの子の影響もあってか、子供が急に悪びれだしました。

そういう年齢なんだろうと思いますし、言って治るものでもないだろうと思ってるけど、看過できないこともあって。その一つが「あいさつを返さない」ことでした。

毎朝保育園の門に立っている見守りのシルバーのおじさん。毎日「おはよう!今日も頑張ってきたね。」って言ってくれるのにうちの子は無視。それがカッコいいと思ってる素振りすらありました。

何かそうできない理由があるとか、すぐに直せるものじゃないとか、そういうもんじゃなくて明らかにわざとです。たった一言言葉を発するだけ。それをわざとしてないんです。

これを「なんでしないの？」って問い詰めたりした方がいい理由をこんこんと説明したりしても無駄な気がしてたけど（だってわざとやってないんだから）一向に挨拶を返す気配はありません。

なので夜寝る前に「ママから大事なお願いがあるの。挨拶は返して欲しい。だって◯◯くんに無視されるとおじさんはいつも少し悲しそうだよ。それでもおじさんは毎朝挨拶してくれてるんだよ。ママは◯◯くんがそんな風におじさんを悲しい気持にさせてるのが、とっても悲しい。」という話を真剣にしました。

そしたら息子はあっさりと「分かった分った」と言って、次の日は挨拶を返していました。めちゃくちゃ久しぶりに息子の挨拶を聞いたおじさんはすごい嬉しそうでした。

ママのお願いを聞いてくれて嬉しいこと、おじさんがすごい嬉しそうだったことを伝えると、息子もまんざらでもない感じでした。

「親の言う事を聞いて欲しかったら、まずは親が子供の言う事を聞くこと」「子供の望むことは、いくらでも叶えてあげればいい」「そしたら、叱ったりしなくても、親が真剣にお願いしたことは子供は聞いてくれる」とは、佐々木正美さんの本で繰り返し書かれています。

その通り、子供のささいな「◯◯してほしい」になるべく応える努力をしてたら、叱らなくても真剣にお願いしたら聞いてくれるようになってました。

さらにさらに。このお願いをした後で、「◯◯くんは、ママにやめてほしいとか、してほしいとか、何かお願いある？何言っても、怒ったり怖い声出したりしないよ」って聞いたら「うーん、これ言っていいのかな。今言うなって感じだよね。」とか言いあぐねてるので何言われるんだろうとドキドキしてたら「毎日、パンにチーズのせて食べたい」と言われました。

言おうか言わまいか迷った渾身のお願いがこれだったので（毎朝ピザトースト食べたいってことです）少し安心しました。

これから先、子供への接し方に悩むこともあると思うけど、取り急ぎ今までのやり方は間違ってなさそうだな、と思えた出来事でした。