先日、ソファとかの破れを修復するための合皮のシールを買いました。300円くらい。用途は、パンプスのはげた爪先に貼るため。パンプスって、数ヵ月で爪先はげてきませんか?私の歩き方のせいなのかな。
ヒールのすり減りは靴屋さんに行くけど、つまさきの剥げは修理代が高いし、ヒールも爪先も修理したらもう1足パンプス買えるくらいの値段になるので、結構躊躇なく捨ててました。
けれど、いつものように爪先の剥げたパンプスをゴミ袋に入れながら「これ、買ってから4か月くらいしか経ってないぞ。」と捨てることに後ろめたさを感じました。そこで、合皮シールを買って自分で直すことにしたのです。
他には、Amazonで買ってみたものの高過ぎて全然体に合わなかった枕の縫い目をほどいて中綿を抜いてもう一度縫い合わせて使ったり(前ならすぐ捨てて新しいの買い直してた。)擦りきれて穴が空いた子供のズボンの膝にアイロンシールを貼ったり(こっちも前ならすぐ捨てて新しいの買ってた)、ちょっとダメになったらすぐに捨てて新しいのを買う、というのをやめました。
あと、そもそも、どれだけ欲しいと思っても、買う予定じゃなかったものを買うのは辞めました。お店でも、ネットでも、「これを買おう」と思ってたもの以外は買わないように心がけるようになりました。
自分でブログ書くくらいなので、人のブログ読むのも好きで、そこで紹介してるものとか、いいな、欲しいな、と思ってしまうんですけどね。
お店やネットやブログでたまたま目にして欲しいと思ったものって、そこで出会わなければ欲しいとは思ってなくて、それってつまり、欲しいと思わされてるようなものです。
さっきまでは、欲しいとも必要だとも思ってなかったのに、ってことだから。
こんな風に
生活の中で必要だと思ったものだけ買う。
使えるうちは長く大切に使う。
ということを心がけるようになりました。
気を付けるようになったのは、お金を節約したいからというただそれだけですが、節約以外の効能?もありました。
衝動買いしたものの、あんまり使わないまま捨てちゃうってことがなくなり、そんな時に感じるうっすらとした後ろめたさや罪悪感と無縁になりました。モノを買わないって、ケチケチ心が荒んでくるのかと思いきや、モノを大切にしてるっていうことから自己肯定感が高まって心が豊かになるみたいです。知らんかった。
このブログをはじめる時にも書きましたが、何かを消費するだけの楽しみ方から、こんな風に少しずつ抜け出していきたいです。