この前の記事で紹介した本では、中米からの移民たちが国を出る理由は暴力や貧困と書かれていました。
国を出ることを決意する人がたくさんいる一方で、国に残ることを決めた人たちの姿も取材されていました。国の外に豊かさを求めるのではなく、今いる場所で足元から生活を建て直そうとしている人たちです。
そんな人達への支援活動の一つとして、月に一度、生活再建のための情報共有というか、雑談というか、そんな集まりの様子が書かれていたのですが、それがとても面白かったのです。
そこに参加する人たちはみな、毎月、生活をよくするために実践したことを報告しあいます。それは「炭酸飲料は飲まない」とか「部屋は掃除していつも綺麗にする」とか「お風呂に入って身体を清潔にする」とか、他愛もなく、直接収入やお金に結びつく内容ではありません。
でも、そんな小さなことから生活を整えることが生活全体の建て直しにつながって、支出が減って収入も増えて、確実にみんな豊かになっていっているそうです。
私はこの話にとてもとても感化されて、自分もやってみようと思いました。１０月は次のことを実践してみます。
１
歯磨き中、ドライヤー中にスマホをいじらない
２
夜寝る前にリビングを片付ける
３
人の話題を奪わない。自分の話をするのはなんも話題があがってないときだけ
４
子供が起きているときは険悪になりそうな話はどんなにしたくてもぐっっと我慢する
がんばるぞ！
