このあいだ、息子と大きいローラー滑り台のある公園に行きました。3階くらいの高さから滑り降りるすべり台で、歩き始めてから何回か来ています。
いつものように、一緒にすべった後、「次は1人でやる?」と聞いてみました。息子は怖がりで慎重なので、まだ1人は無理かなと思いきや、「やる!」の返事。
一回1人で滑ったあとは、すっかり自信がついて、すべり切って滑り台から飛び降りた勢いそのままに、また滑り台の登り口まで走っていって、何回も滑っていました。
滑り台の降りた所から、登り口の階段まで、50メートル以上あったと思います。登り口に着いたらそこから螺旋階段を登るとやっと滑り始めのところに着きます。
螺旋階段を登るところまでは目で追えるけど、その後は高すぎて、滑り始めるまでは見えません。滑り始めて息子の姿がまた見える度にほっとしました。
前は公園に行ってもずっと後ろを追いかけ回してたけど、もう出来ません。速すぎて追い付けないし、無限に走り続けるので追いかけ続けられません。
本当にいつの間に、こんなに走るのが速くなったんだろう。
今は走る背中を目で追ってるけど、いつかはそれも出来なくなる。
そのいつかはきっと、私が気づかないうちに、いつの間にかやってくるんだろうな。
ままならないことが多すぎて、いつまで続くんだろうとたまにうんざりしてたこどものいる生活。
最近は、いつまで続くんだろう、終わってほしくない、と思うようになりました。